いつも私ばっかり、人間関係で我慢ばかりしてる人に気づいて欲しい、こころのSOSサイン

こころの健康

こんにちは。矢田の丘相談室カウンセラーの田中剛です。プロフィールはこちら

他に楽をしている人がいるのに、

なぜか自分ばかりが割を食う役割を請け負ってしまう、

そんなことはありませんか?

いつも私ばかりやっている


やることが山積していて皆大変なのに、

いつも定時でしれっと帰ってしまう人がいる。

どういう神経をしているんだ。

いつも私だけ仕事を押し付けられて残業して、

子どものお迎えがギリギリになる。

毎日、朝誰よりも早く起きて、

朝ごはんの準備や、子どもの支度の手伝い。

自分は朝食べる時間もゆっくり取れないまま、

子どもを送って急いで会社に向かう。

旦那はいつも何も手伝いもせずに、飲んで帰って来る。

私だって働いているのに。

誰も私のつらさをわかってくれない。

イライラする

でも、自分を犠牲にして忙しくしてる自分を

より忙しくして、イライラしたい自分も

いる気がする。

自分をいたわれない、痛み

このような漠然とした人間関係の疲れは、

昔々のあなたのこころを傷つけた体験からやってくる、

「緊急避難対応」の名残りである可能性があります。

人間は怖かったり、苦しい体験をすると、

その場を乗り切るための「緊急避難対応」を編み出すのです。

緊急避難対応の例としては、

「うちは雰囲気の悪い家だった。

友達と遊んだあと、あの暗い家に変えるのが億劫だった。

いつ喧嘩が始まるかわからない。

また大変なことがおきるかもしれない、

この家はどうなってしまうんだろうと不安だった。

どんなに疲れていても、キチンとしていなけれがいけない。」

「また先輩が怒っている。

私のあの行動がいけなかったかな。

他人の不機嫌が自分の責任だと感じる

このように、傷つき体験がもとになって

今日も固着している緊急避難対応=古い習慣は、

「スキーマ」と呼ばれます。

スキーマから逃れ「頼まれてないことはしない」私に



家族が不仲だった、職場や学校で酷いいじめにあった、など

元になっている体験は人ぞれぞれですが、

スキーマに共通しているのは、

「もう今日では役に立っていない対策なのに、強力な癖となって、今もあなたを支配している」

と言う点です。

もしこんな考え方に心当たりがあったら、

それはあなたのこころのSOSかもしれません。

こんなあなたの心のSOSに、耳を傾ける機会をもってみませんか。

そして、かつてのあなたの気持ちを解きほぐして、

今日ではあなたを苦しめるだけの『昔の緊急対応』とお別れして、

「頼まれてないことはしなくていい」

スッキリ楽に生きませんか。

カウンセリングでは、過去の傷つきを癒し、

新たな自分を発見するお手伝いをさせていただきます。

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