こんにちは。矢田の丘相談室の田中です。
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私はカウンセリングルーム以外にも、
心療内科での臨床経験も10年以上あります。
経験から簡単に良い心療内科を見分ける方法を今日はお伝えします。
インテーク面接を行なっているかどうか
様々な要因があると思いますが、
簡単な見分けることができる方法として、
その医療機関がインテーク面接を行っているかどうかが
カギになると思います。
インテーク面接とは何か
インテーク面接とは、医療機関において、
医師の診察を補助するために、
ソーシャルワーカーなどが診察前に、
患者さんの情報を聞き取る面接のことです。
一般的なインテーク面接では、
以下のような内容を聞き取ります。
・病歴(調子を崩してからの経過)
・生育史 生まれてから今日までの、生活の状況です。
元々の心の性質(発達障碍傾向など)や、
今日の症状の原因を推定するために聞き取ります。
・家族歴 今日の心の状態には、家族の状態が関係することが多くあるので、
家族構成などを聞き取ります。
インテーク面接がなぜ重要なのか?
このようなあなたの人生の流れを聞き取ることが
なぜ必要なのでしょうか。
その代表例として、
忘れ物が多いと言う症状を挙げてみましょう。
インテーク面接を取らない医療機関では
ADHDと診断されるかもしれません。
しかし、それだけでは
実はADHDとは限らないのです。
忘れ物=ADHD、ではない!
発達障碍をよく知らない人の、
勘違いとして(もしくは誤診として)
よくあるのが、第四の発達障害です。
第4の発達障害とは、複雑性PTSDを背景にした、
ADHDとよく似た落ち着きのなさのことで
忘れ物や物忘れなどが見られることがあります。
複雑性PTSDとは家族の中で虐待を受けたり、
暴力を目撃したりする、
傷つき体験の繰り返しです。
これは家族歴しっかり聞かないとわからないのです。
このように現代の操作主義と呼ばれる診察だけでは難しい、
細やかな診断を可能にするのが、このインテーク面接なのです。
インテーク面接を取る医療機関は、予約が取りにくい
インテーク面接は、短くても30分、
しっかり聞けば、1時間はかかるはずです。
このため、面接の予約は1日に何件も取れるものではありません。
せいぜい1日に2件程度ではないでしょうか。
したがって良い心療内科では、
予約の日まで待たされることが多いのです。
中には面接を取らなくても
ドクターの職人技で良い医療機関であると言う可能性も
もちろんあります。
またインテーク面接をしっかりとってるからといって
あなたと医療機関との相性が
必ずしも合うとは限りません。
しかし、この「インテーク情報」を
しっかり取る心療内科・精神科の方が
より丁寧な医療機関と言えるでしょうし
良い心療内科である可能性が高いことには間違いありません。
初診予約の電話問い合わせの時に
「そちらではインテイク面接を取りますか」と聞く事は
割と簡単に確認できることですので、
ぜひ受診の際には参考になさってみてください。
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